記事の構成を作ったら、次は見出しに合わせた文章の執筆です。
ここでは、実際にどの様に文章を書いていったらいいのか、わかりやすくお伝えしていきます。
まずは冒頭文を書こう
見出しに合った文章を書く前に、まずは冒頭文を書いていきましょう。
冒頭文を書くときのポイントをまとめてみました。
- キーワードを順番を変えずに必ず入れ込む
- 問題提起、問題への理解、解決法の提示を行う
- 10行程度で簡潔に書く
この3つのポイントを元に、実際に記事を書いてみましょう。
動画でも説明していますが、冒頭文はその後の記事を読んでもらえるかどうか決まる大切な部分です。
しっかりとポイントを押さえて書いていきましょう!
見出しに沿った文章を書こう
次に、作った見出しに沿った文章を書いていきましょう。
文章を書く際に気を付けておくべきポイントをまとめてみました。
- 「です」「ます」などの語尾を、連続して同じものは使用しない。
- 句点は一行なら一つ、2行なら2つ程度にし、使いすぎない。
- 読点を使ったら改行する。
- 文の途中で改行はしない。
- 中学生でもわかる、わかりやすい文章で書く。
- クライアントが指定するペルソナ設定を考えて、独自の文を入れ込む。
- 見出しの終わりに、次の見出しに繋がる文を入れる。
これらのポイントを確認しながら、文章を書いてみましょう。
パラグラフライティングをマスターしよう
文章を書く上で意識して欲しいのが「パラグラフライティング」です。
パラグラフとはひとつのテーマで統一された文章の集まりのこと。簡単に言えばh2タグのまとまりのことです。
よくある間違いとして、パラグラフ=段落だと思いこみ、「文章が長くなったから改行を入れておこう」と適当にブロック化することがあります。
そうすると、内容がちぐはぐになってしまい、帰って読みにくい文章になってしまうので、パラグラフ=一つのテーマに集中して書く、というのを意識しておきましょう。
また、パラグラフには文章の基本形があって、主題文→支持文→終結文で構成されます。
- 主題文=パラグラフ内で伝える内容を最初に話す
- 支持文=主題文で宣言した主題について説明と補足をする
- 終結文=パラグラフ全体のまとめ(主題文と同じ内容になる場合は省略可)
もし、パラグラフ内の文章の書き方がわからない、というのであれば、この形に則って書くと、上手くまとまった文章になりますので、実践してみてください。
ペルソナ設定とは?
そもそもペルソナ設定とは、一言で言うと架空の顧客像を設定することです。
Webライティングでは、論文やレポートとは違い、記事を読んでくれる人を設定して、その人に向けた文章を書くことが基本となっています。
これはなぜかというと、以下の文を見てみるとわかると思います。
【ペルソナ設定なしの場合】 掃除機のフィルター掃除の手順を説明します。 ①・・・・ ②・・・・ ③・・・・ 以上です。 また、掃除を行う時期の目安としては、○○を参考にすると良いです。 フィルター掃除を怠ると、吸引力が落ちるだけではなく、消費電力も増えてしまうので注意が必要です。
【ペルソナ設定として掃除方法の知らない主婦を架空設定した場合】 定期的に掃除機のフィルター掃除が必要だということを知っていましたか? 「そんなことやったことない!」という方も多いのではないでしょうか。 ここでは、初めての方でも簡単にできる、フィルター掃除の方法をお伝えしていきますね。 掃除方法は以下の通りです。 ①・・・・ ②・・・・ ③・・・・ 以上です。 とても簡単ですよね? これなら、今までフィルター掃除をしたことが無い方でも、気軽にお手入れをすることができそうです。 お手入れ方法についてはわかりましたが、このフィルター掃除を行うタイミングってよくわからないですよね? そんな方にでもわかりやすい掃除の目安として○○がオススメです。・・・・
どうですか?
ペルソナ設定をしている方が、スッと内容が入ってきませんか?
つまり、みなさんが書く記事を読んでくれる人にも、同じ現象がおこるわけです。
ここで重要なのは、設定するターゲットをできるだけ狭い範囲に狭めること!
例えば、上の記事を書く際に「主婦」といった人物像を設定すると、「フィルター掃除をしたことのない主婦」という設定の時よりも広範囲の読み手に対する記事を書くことになりますよね?
そうすると必然的に、フィルター掃除の方法を本当に知りたいと思っている人の求める記事からは遠ざかってしまい、記事の良さが半減してしまいます。
最初は設定を意識して記事を書くのは難しく感じると思いますが、とても大切なことですので、しっかりと理解しておきましょう。
動画内でも説明していますが、いまいちわからないという方は、遠慮せずに質問してきてください。
※追記
文章の書き方について更に詳しくお話した内容を動画にしました。
まとめの書き方
では最後に、記事のまとめの書き方をお伝えしていきます。
まとめを書く上でのポイントをまとめてみました。
- この記事が何について書かれているのかを簡潔にまとめる。
- 「いかがでしょうか?」といった文言は入れない。
この2つのポイントを確認しながら、実際にまとめを書いてみましょう。
最初の内は、一つの記事をかくのも一苦労ですが、慣れてくるとスラスラ書けるようになります。
私も、最初は1記事書くのに3時間くらいかかっていましたが、今では1時間あれば、記事は出来上がるようになりました。
今はできなくても、必ずできるようになりますので、諦めずに頑張りましょう!
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